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論文

Genetic transformation of Moraxella-like psychrotrophic bacteria and their rediation-sensitivity

伊藤 均; 飯塚 廣*

Agricultural and Biological Chemistry, 47(3), p.603 - 605, 1983/00

ウインナーソーセージ、リテーナ成形かまぼこ、揚かまぼこ、家食肉から変敗菌として分離されたグラム陰性、オキシダーゼ陽性の球桿菌は20$$^{circ}$$C前後での生育が良好で37$$^{circ}$$Cでは生育ができない低温性細菌であり、10%以上の食塩濃度でも耐性を示すのが特徴で、Moraxella osloensisやAcinetobacter calcoaceticusとは明らかに性質の異なる別菌種である。菌株間の形質転換能は低温性球桿菌の全株に認められ、独立の菌属としての分類学的位置づけを明らかにするべきである。多くの分離株は放射線抵抗性が強く、D$$_{1}$$$$_{0}$$値は44~66kradの間に分布していたが、揚かまぼこから分離したS12株など3株は抵抗性が弱くD$$_{1}$$$$_{0}$$値は25~29kradにすぎなかった。またS12の栄養変異株に他の放射線抵抗性株のDNAを形質転換しても放射線抵抗性の増大は認められなかった。

論文

Study of the intermediate type of moraxella and acinetobacter occurring in radurized vienna sausages

伊藤 均; 佐藤 友太郎*; 飯塚 廣*

Agricultural and Biological Chemistry, 40(5), p.867 - 873, 1976/05

保存料無添加のウィンナーソーセージに$$gamma$$線を300~500krad照射した場合発生してくるネト原因菌はグラム陰性の二連の球桿菌であった。本菌は運動性のない好気性細菌でオキシダーゼ陽性,糖の酸化的分解能はほとんど認められない。これらの性質から判定すると当然Moraxellaに属することになるが、生育適温が15~20$$^{circ}$$Cの低温性細菌であり、7.5%以上のNaCl温度でも育成能があるのが本菌の特徴である。Bergey's Manual of Determinative Bacteriology,第8版では本菌をMaraxella like Taxaの一つとして分類しているが、本報では仮にMaraxellaとAcinetobacterの中間型細菌としておいた。本菌のGC含量は約44%であり、この点はMaraxellaやAcinetobacterと共通している。本菌の放射線に対する抵抗性はウィンナーソーセージの変敗菌であるMicrococcusなどにくらべ著しく強く、そのD$$_{1}$$$$_{6}$$値は燐酸緩衝液中で44~54kradでAcinetobacter calcoaceticusの約4倍の値を示していた。

論文

ウィンナーソーセージより分離したAcinetobacterの諸性質と放射線感受性; ウィンナーソーセージの放射線保蔵に関する研究,4

伊藤 均; 佐藤 友太郎*; 飯塚 広*

食品照射, 8(1), p.51 - 57, 1973/01

照射されたウィンナーソーセージの貯蔵効果を低下させるネト発生原因菌としてAcinetobacterと同定された菌株を多数分離したので、今回はその分類学的諸性質および放射線感受性について報告する。本菌はグラム陰性の運動性のない球菌状桿菌である。本菌はこれまで低温性細菌としてあまり重視されてこなかった細菌であるが、0$$^{circ}$$Cという低温でも肉類に増殖してくる能力があり、熱殺菌の場合でも70$$^{circ}$$C・30分程度の処理では熱が肉の内部まで充分伝わらないために生き残る可能性がある点などから今後重視されていく細菌であろう。ことに放射線処理による食品貯蔵を考える場合、本菌の著しい放射線抵抗性は重大な問題である。しかし、ウィンナーソーセージを0~5$$^{circ}$$Cの低温下で照射して、0~5$$^{circ}$$Cに1~2日放置するという処理を組み合わせれば300krad~500kradの必要線量を200~300kradに引き下げることは可能なはずであり、実際的な照射技術として今後さらに検討していく予定である。

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